私たちは、患者様の意思と立場を尊重し、確かで新しい知識・技術と優しい心を持って診療に臨み患者様の満足が得られる医療を提供することをめざします。
開業医の方へ(医療連携室)
医療連携室
当院の医療連携室は、各医療機関との連携窓口を担当しています。
岸本善見

事務長兼医療連携室長
岸本 善見

 当院の病診連携担当は、急性期病院に課せられた在院日数の短縮、紹介率の向上という課題の中で地域の患者様や医療機関 により信頼され、満足される病院を目指して当院の概要や診療・手術実績等の情報を近隣の医療機関に紹介する他、検査依頼 または受診予約に関する事務の簡便化、迅速化にも心掛けています。


新年の挨拶
新年の挨拶 
                                     
 

  山口 司

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては健やかに新年をお迎えになられたことと
お慶び申し上げます。昨年は常勤内科医不在となり、多大なるご迷惑をお掛けいたしました。内科疾患は非常勤医で対処して参りましたが、内科疾患での入院加療が困難となり当院への紹介がしにくい状況であったと認識しています。今年は常勤内科医を確保し、ご要望に応えることができるように頑張るつもりです。1月より「パーキンソン病療育センター」と「人工関節センター」を開設いたしました。「パーキンソン病療育センター」は九州大学名誉教授の井上尚英先生が病院顧問として就任され治療にあたります。リハビリ加療も含めて総合的なパーキンソン病の加療を考えています。外来日は月曜日、水曜日、土曜日の午前中です。「人工関節センター」は整形外科部長の白石を中心に運営します。特に人工膝関節では簡単に正確な骨切りができるような器械を考案工夫し、合併症が少なく、優れた成績が出せるように努力しています。病院の特色を出しながら、皆様に利用しやすい環境が作れるように職員一同精進する覚悟です。今年も三菱化学病院をよろしくお願い申し上げます。

                                                                          〜院長 山口 司〜

 
  


整形外科 専門外来開設のご案内

整形外科 専門外来開設のご案内 
(平成19年12月1日より開始) 

 # 骨粗鬆症外来  毎週火曜日 午前中 ※完全予約制
     # 関節リウマチ外来   毎週木曜日 午前中 ※完全予約制

 骨粗鬆症外来を始めるにあたって            院長  山口 司

この12月より毎週火曜日に骨粗鬆症外来を始めることとなりました。日本の平均寿命は
女性85歳、男性79歳と世界に誇りえる結果を得ています。平和な社会と経済の発展が
このような結果をもたらせたと思います。寿命が長くなっても自分で考え、動くことがで
きなければ何もなりません。そのためには健康体を保持することが大切です。人間が健康
に暮らせる長さは健康寿命といわれます。健康寿命を延ばすには健康な体、基本的には血
管、脳、骨格を持つことが必要です。男性の骨量は年齢とともに徐々に減少していくので
すが、女性の場合は閉経後急速に下がることが知られています。この特性を理解して、食
べ物、運動、薬物を調節して、骨量を保持するのが、骨粗鬆症の治療のポイントとなりま
す。まずは自分の骨量がどれくらいあるかを知り、その経過をレントゲンと骨量で観察し
て、時期に適した治療法を選択していくこととなります。最近は骨粗鬆症の治療薬も数種
あり、各人にあった薬物を処方することが可能になってきました。しかしながら、治療の
基本は、やはり食べ物と運動です。適切な体重を保ち、健康に良い食事をし、無理のない
楽しい運動をすることが大切と思っています。皆様の健康寿命のために尽くす所存です。
よろしくお願い申し上げます。

 関節リウマチ専門外来開始のお知らせ        整形外科部長  白石 浩一

関節リウマチの治療は、薬物、手術、教育、リハビリテーションの四本柱が基本です。当
然その中心は薬物療法ですが、機能障害の発生を防ぐためには常に装具療法、リハビリテ
ーションの必要性を検討しながら加療することが必要です。そのうえ一定期間加療しても
効果が不十分な場合や、関節破壊が進行し機能障害が強くなった場合に手術療法を考慮し
ます。最近、関節リウマチにおける関節の破壊は発症2年以内に急速に進むことが分かっ
てきました。そのため関節リウマチは、発症してなるべく早く診断し当初から積極的に強
力な治療を開始することが重要です。しかし現在でも必ずしもリウマチの早期診断は容易
ではありません。診断が困難な場合には、血液検査に加えて画像診断(X線、MRI、エ
コー)を加えて総合的に判断することが必要です。現在、日本で使用されている抗リウマ
チ剤は複数ありますが、いずれも適切に使用すれば有用な薬剤です。しかし時に重篤な副
作用を生じうるので定期的に検査を受けながら使用すべきです。2003年以降日本に導
入された生物学的製剤は、関節炎を速効性に抑え、日常生活動作を改善し、関節破壊の進
行を阻止できます。その効果は従来の薬剤にない素晴らしいもので高い評価を受けていま
す。その一方で、やはり効果が十分でない方もおられること、高価であること、感染症に
罹患しやすいなど時に重篤な合併症を生じる可能性もあるなど問題点も指摘されています
。リウマチによる関節破壊が生じてしまったための疼痛や機能障害に対しては、どんな素
晴らしい薬でも効果はありません。そのため関節破壊が生じてしまった場合には、寝たき
りとなることを防ぐためにも、漫然と薬を服用するのではなく、手術療法の適応も常に考
慮されるべきです。当科においても人工関節形成術、関節固定術、関節形成術や滑膜切除
をしばしば行っています。関節リウマチの手術療法は成績も安定しており、患者さんの満
足度も非常に高いようです。
以上のように関節リウマチ患者さんの治療は個人個人に応じて適切に方針を決定する必要
があるため、どうしても診療に時間がかかります。そのため当院でも、平成19年12月
より整形外科外来において毎週木曜日午前中に関節リウマチの専門外来を開始致しました
(診療担当医;白石浩一)。関節リウマチでその活動性がコントロールされない方、関節
炎があるが診断確定が困難な方がおられましたら、是非当院整形外科へご紹介下さい。関
節リウマチの専門外来は完全予約制ですので、詳しくは整形外科外来にお問い合わせ下さ
い(整形外科TEL 093−643−2634)。