当院が全館禁煙となってから、もう4年半になろうとしています。開始当初は当院にも禁煙外来が設置されており患者さまへの専門的な禁煙サポートも実施できましたが、現在は内科の常勤医師がいなくなってしまいました。喫煙される入院患者さまが外で吸おうとして怪我をするというトラブルがあったこともあり喫煙場所が作られることとなりました。しかし、喫煙は「百害あって一利なし」です。このことは多くの喫煙者の皆さんもご存じでしょうが、それでもやめられないのがたばこなのです。なぜ体に悪いとわかっていながら吸い続けてしまうのでしょうか?それは、「ニコチン依存症」という状態になっているからなのです。身体的な依存の他に、心理的な依存もありなかなかやめられないのです。この依存性について、喫煙者の方は実感しているもののどうしてそうなってしまったのか、どうすればぬけだせるのかはご存じないと思います。ほとんどの方は「体に悪いだろうなあ。でもやめられないなあ。そのうちやめよう」と思いつつ吸い続けているのではないでしょうか?私たち禁煙推進チームはたばこについてもっとよく知ってもらえたら、「そのうちやめよう」が、「そろそろやめよう」「いますぐやめよう」に変わっていくのではないかと思い、『吸いま宣言しませんか?』という掲示物を作っています。もともと職員に喫煙の害を知らせるために作り始めたのですが、せっかくなので患者さまにもみてもらえるよう喫煙場所や院内に掲示させてもらっています。毎月10日から15日に新しく張り替えていますのでご覧になってください。 喫煙が問題なのは、喫煙者本人のみならず周りにいる人も副流煙により健康被害を受けることです。吸わない人にも喫煙に関心を持ってもらいたいと思います。
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